道南の本流 NO3 ~ターゲットは遡上アメマス~
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◯釣行日 2024年7月中旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/cHgU37IkUBc
久し振りに本流域を単独で目指すことにした。この流域は沈倒木が入り組んでいるポイントが多く、入渓直後から期待できるはずなのだが、しばらくの間どこをどう流しても全く反応が無かった。水線を歩かれたらわからないが、川岸の砂地に足跡は無かったから、直前に釣り人が入ったとも思えない(後から分かったことだが、友人が2日前にこの流域に入ったらしい)。しばらく雨が降っていなかったためか、ここも著しく水量が少ない。平水時の半分くらいである。
200mくらい下った対岸に倒木のある深みで、ダウンクロスで流したミノーにアメマスが喰らいついた。やっと本日の1本目が釣れた。35cmくらいではあったが、ボーズを回避できたことを素直に喜んでいた。やはり水量が少ないと、釣果に著しい影響を与えているようだ。水量が多い時には大型のアメマスが潜んでいる深みは、前回の小渓流もそうであったが、渇水のため底が丸見えなのである。アメマスの特に大型は身を隠せる場所に潜んでいることが多い。両岸のえぐれたボサ下や倒木下などは恰好の隠れ場所なのだが、これだけ水量が少ないと浅すぎて、より警戒心が増してしまうようだ。
いつも必ず反応がある倒木が入り組んでいるポイントに差し掛かる。このポイントのアメマスはベタ底に張り付いていることが多かったのでミノーはウルトラシンキングに替えた。狙い通り2本のアメマスがバイトしてくれた。しかし、動画の設定がなぜかタイムラプス(早送り)になっていて、せっかくのヒットシーンが台無しになってしまったことが残念であった。
ここまでのアメマスのヒットルアー Tigris ウルトラシンキング 14g
その後、ぽつりぽつりと拾い釣り。相変わらずバラシも多い。大きなアメマスをバラして小さい奴を釣り上げる。なんかちぐはぐな釣りが続いた。
腹がオレンジ色の居付きイワナが連続で釣れたポイントがあった。ここも大型のアメマスが隠れている場所なのだが、一発目にイワナが釣れたということは、ここにアメマスは不在であったのだろう。イワナも下流に行くほど魚影が薄くなっていったように思う。目新しい足跡は見なかったが、下流側にも入渓ポイントがあるので、この流域は下流側から釣り上がって来た釣り人が入っていたのかもしれない。
脱溪も近くなってきた倒木下のポイントで本日一の50upのアメマスが釣れた。その直前に右岸側の倒木下にもアメマスが入っていたようだ。とりあえず50upが釣れて満足できたが、いまいち魚影が薄い。最近釣り人が多くなってきたので仕方はないが、ここのアメマスは居付きではなく上流に向かって移動しているはずである。そのため下流側から遡ってきたアメマスと入れ替わりが期待できるのである。アブの飛び回る8月は封印して、秋になったら再訪してみよう。
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