新緑の西別川釣行 DAY1
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◯釣行日 2024年6月上旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/pHoCrWbQjXM
*今週末不在なので、先行UPです。
毎年恒例の新緑の時期の釣り、西別川へ師匠とともに出掛けてきた。師匠は所要のため私よりも1日遅く現地入りするこになった。今回の西別川釣行は尾岱沼前浜の潮干狩り(あさり採り)やワラビやウドの山菜採りを組み込んだため、慌ただしい日程となった。初日は基本的に移動日である。夕刻に時間があれば短い流域を探り、翌日は師匠と合流するまでは単独の釣り。翌々日午前中は尾岱沼で潮干狩り。午後からは師匠と西別川に戻って釣りをするという計画を立てた。
私が西別川で初めて釣りをしたのは小学生の頃だから、今から50年以上前である。その頃から私にとって西別川は憧憬のフィールドであった。師匠と初めて釣りをしたのも西別川である。今から25年くらい前になるだろうか・・。細かい経緯は何度もBLOGの方に記したので詳細は省くが、インターネットが全盛となる前のニフティーパソコン通信時代に出会った一人が、その当時釧路在住であった師匠なのである。パソコン通信というのはSNSの元祖である。その頃の私はヤマメオンリーの餌釣り師であった。その私にルアー釣りの面白さを教えてくれたのが師匠である。残念ながら西別川の景観は、現在では大きく様変わりしてしまった。その当時のバイガモ溢れる流れを維持しているのは上流域のわずかな区間だけとなってしまった。
初日、夕刻に虹別に到着する。15時を回っている時間であまり時間は無い。このまま宿に向かっても良かったのだけど、それも味気ないのでちょっとだけ短い流域を探ってみることにした。残念ながら大場所では反応が無かったが、バイガモとバイガモの間の深みを丁寧に流すと元気の良いイワナがミノーに飛びついてくれた。その日はそれで終了となった。
以前は西春別あたりの中流域に入っていたのだが、当時はこの中流域でもバイガモの姿が多く見られた。10年くらい前からこの中流域の濁りがひどくなっていった。雨の影響ではなく、近くの牧場や牧草地、畑から流れ込む牛の糞尿・土砂の所為であろうと言われている。自治体も牧場等への指導はしているらしいが、あまり改善されていないと聞く。今では、観山橋辺りから下流でも、ウェーディングで釣り下る度胸は私には無い。翌日も虹別橋から上流に入った。相変わらず釣果はパッとしない。沸くように居たイワナの姿が全然見えない。川岸に通路のように釣り人が歩いた跡があるので、釣り人も多いのだろうが、ここぞというポイント出てないのはやはり寂しい。忘れた頃にぽつぽつと釣れるといった感じあった。
ボーズは無いが、ここ数年釣れる型も数も小さく少なくなったような気がする。数年前から遡上アメマスがなかなか釣れない。居ても数はかなり少ないと思われる。それでも幼少の頃からの憧れの川西別川の環境が少しでも良くなることを願わずにはいられない。
バイガモの花がハシリであったが咲いていた。バイガモ溢れる湧き水のスプリングクリーク西別川・・。昔と景観が変わらないのは最上流域のみというのも寂しい。翌日は合流した師匠ともう少し長い流域を彷徨う予定である。
DAY2へと続く。
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