ゲストを迎えて道南の小渓流 NO2~ターゲットは遡上アメマス~
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◯釣行日 2024年7月上旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/gYPnefw43m4
東京からのゲストK氏を迎えて、師匠とともに道南の本流、小渓流を彷徨ってきた。k氏は今年春にも極東の釣りでご一緒している。過去にも阿寒湖DEEPの釣りや知床のカラフトマス釣行など、何度も一緒に釣りをしてきた仲である。今年もK氏の来道は夏の阿寒湖に照準を合わせていたのだが、仕事の関係で日程が折り合わず、道南で釣りをご一緒することになった。K氏が道南で釣りをするのは初めてのことである。
まずは本流のとある流域に入ることにした。最近あまりまとまった雨が降っていなかったので渇水は予想していたのだが、思っていた以上に水量が少ない。しばらく私には居付きのイワナや小アメしか釣れなかった。しかし、師匠はラパラのフローティングを巧み操り、良い型のアメマスを釣り上げていた。師匠が良型を釣り上げたポイントは、私もミノーを流しいたはずなのに、最後尾からアメマスに口を使わせたのはお見事である。師匠にお聞きすると倒木下などただ漠然と流してもなかなかアメマスは喰いついてくれないようだ。奥の奥まで流し込みアメマスの鼻っ面までミノーを持って行かないと、バイトには持ち込むのは難しいらしい。
大場所からはあまり反応が無いので、足跡はなかったが釣り人は入っているのだろう。私とK氏はしばらく居付きのイワナしか釣れない状況が続く。竿抜けを狙って丁寧にポイントを攻める。しばらく反応が無かったが、中間点を過ぎた辺りで小柄なアメマスが2本釣れた。
夏の黄色いキノコタモギタケが旬のようだ。枯れたニレの倒木に群生しているのを見つけた。十分に採って食べられ状態であったが、味の好みは分かれるだろう。私は好きな味のキノコでは無いので、写真にだけ撮らせてもらった。鮮やかな黄色で綺麗なキノコである。
本流の釣果がパッとしなかったので川を変えた。小渓流である。両岸のイタドリやイラクサの類が夏に向かって日に日に成長し、川に覆い被さって釣り辛くなる。今月の下旬頃になると、あのにっくき外来特定生物のオオハンゴンソウが黄色い花を咲かせ始める。入渓点からすぐのボサ下にスプーンを流し込むと、ボサの奥から影が走り、いきなりひったくられた。45cmくらいのアメマスであった。これは幸先が良いと思ったが後が続かない。居付きの小イワナは反応してくれるのでK氏を優先しつつ、3人交代しながらポイントを探った。
さらに下流域へ移動する。とあるポイントでK氏に大きなアタリ・・。待望の遡上アメマスが釣れた。型は45cmくらいだろう。とりあえず、ゲストのK氏に型が見られて良かった。釣果的には満足というにはほど遠いが、3人全員遡上アメマスの姿を見られて良かった。ガイド役の師匠も安心したことであろう。
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