道南の小渓流~ターゲットはランカーニジマス~
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◯釣行日 2024年6月上旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/b1Q_lKIixzI
道南釣行2日目。まだ時期的に早いと思ったが、道南の小渓流へ出掛けてきた。ここは、遡上アメマスの他にランカーニジマスも期待ができるフィールドである。昨年ももっと遅い時期ではあったが、運良く60近いニジマスをランドしている。メインは遡上アメマスであるが、まだこの流域までは遡ってきていないだろう。とりあえず調査目的で入渓してみることにした。
予想通り、入渓してしばらくは居付きのイワナしか釣れなかった。しかし、ポイントごとに反応があるのは楽しい。このフィールド、かなり大きいニジマスも棲息しているようで、イワナの棲息環境が気掛かりであったが、今年も元気な姿が見られて良かった。
入渓点から100mくらい下ったところで、左岸側のボサ下に目が止まる。何気なくミノーを下流側に放り込むと、ボサの奥から影が走り、いきなりミノーをひったくられた。左岸がバンクになっているポイントである。残念ながらランディング間際にバラシ・・。寄せの途中で白斑が見えた。この早い時期に大型のアメマスも遡っていることがわかり、以降期待しながらポイントを探っていった。しばらく反応が無いまま下ると、今度は右岸側のバンクポイントでドスンッというアタリ。相変わらずネットが役不足であったが、右往左往しつつも何とかランディングできた。痩せてはいたが60cmは超えているアメマスであった。
さらに下り続ける。夕刻まで粘ったが、その後は小振りなアメマスと小ニジしか釣れなかった。この日はこれにてタイムリミット。撤収することにする。
翌朝、前夜に合流した師匠と前日の午後に入った流域を再び探ってみた。入渓後、下流側に向かってスラロームを掛けるのがセオリーであるのだが、師匠は早速フローティングミノーを巧みに操り、良型のアメマスを釣り上げていた。
瀬から深みへと続くポイントでラパラを引っ張っていると、下流側から黒い影が走りミノーに喰らいついた。流れが速く寄せるのが大変であったが、土手を降りてなんとかランディング・・。体腔のあるコンディションの良いニジマスであった。計測しなかったが45cmくらいであろうか。長さよりも太さが際立っていた。ヒットシーンを師匠が撮っていてくれたので、動画で活用させていただく。昨年に引き続き、大型のニジマスに出会えて良かった。
まだハシリであるらしく、この流域の魚影はそんなに濃くは無い。それでも全く居ないというわけではなく、居る所には居るが、居ない所には全く居ないという感じで、ポイントによって魚影の濃さにムラがあった。
過去にはこんな早い時期に入渓したことは無かったが、師匠とのWヒットなどがあり楽しい釣行となった。遡上アメマスの本隊はまだ下に居るはずである。このフィールドはこれからが本番であると思うので今後の楽しみとしたい。
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