然別湖 DAY2
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◯釣行日 2024年5月下旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/AUmZcc6qYCo
◯今週末も遠征予定なので早めのupです。
前泊の鹿追の宿から然別湖までの所要時間は車でゆっくり走って30分。今年から釣りは7時スタートなので、準備や受付の時間も考慮に入れると6時には到着したい。朝5時に起床し洗顔していると、同じ宿に泊まっていた数組の客も、5時過ぎにはバタバタと宿の階段を降り、車に乗り込んで出かけたようだ。昨日の夕食時も釣りの話で盛り上がっていた様だから、おそらく私たちと同様、本日然別湖での釣りを予定しているのだろう。私と師匠も宿を5時半に出発し、然別湖へと向かう。
天気予報は雨。現在はまだ降っていないが、本日は確実に雨に当たりそうだ。然別湖の特別解禁は朝7時スタートに今年からレギュレーションが変更になった。以前にも記したが、陽の長いこの時期、山間部でも4時には完全に陽が上がっているので朝マヅメの時間帯を狙ってみたいが、管理運営するスタッフの負担も考えると仕方がないところであろう。6時半ごろから釣り人を集めて、スタッフからレギュレーション等についての説明やポイントの紹介、基本的な釣り方などを釣り客にレクチャーするガイダンスが開催される。私たちも参加したが、初めて然別湖を訪れた人にとってはありがたい企画であると思う。
7時前にはボートに乗って湖上で開始の合図を待つ。7時の号令とともに釣り師たちは一斉に思い思いのポイントにボートを漕ぎ出していく。音更湾のポイントまで、有料(1000円)でボートで曳航してくれるサービスもある。ボートを漕ぐ体力の無い人や一早く目指すポイントに駆けつけたい人にはありがたいサービスなのだろう。私は、ハーリング(ボートの推進力を使ってルアーを引っ張る釣法)での釣りもここでは楽しみにしているので利用したことは無い。
ハーリングを開始して湖のど真ん中を進んでいくと本日初のミヤベイワナが釣れた。さらにもう1本追加。昨日は風が強すぎてハーリングをしてアタリがあってもラインがたわんで合わせが遅れ、バラシが多かった。本日は問題は無さそうである。
然別湖釣りでは、毎年私が真っ先に向かうお気に入りのポイントがある。それは「イワナ岬」から「音更湾北岸」のエリアである。昨日は強風のため、エリア制限が掛けられ、ここに行くことはできなかったが今日はOKである。風向きにもよるが、境界線中央からこの辺りをハーリングを掛けたり、反応があった所ではボートを停めて、キャストの釣りをしたりしながらミヤベイワナの小気味よいアタリを楽しんでいた。しかし今回は音更湾北岸の反応がいまいちで良くなかった。逆に南岸エリアや境界線界隈の方が魚影が濃いようだ。解禁当初は比較的水深の浅い所を回遊しているので、湖のど真ん中でも反応があった。
解禁当初は、どのポイントでも好調に釣れる。ミヤベは湖岸近くでも釣れたが、一番反応が良かったのは境界線から離れた湖のど真ん中である。ハーリングを掛けて反応があった所でボートを停め、キャスティングで釣るといった感じて数を伸ばしていった。
休憩がてら音更湾の奥に上陸した。そこでキャストを繰り返していると40cmに近い良型のミヤベイワナが連続でヒットした。
前日は風が強くてボートがかなり流されたが、本日は断続的に雨は降り続いたが風は弱く穏やかな1日であった。珍しくミヤベイワナオンリーで、サクラマスやニジマスは釣れなかった。それでもミヤベイワナは40cmには届かなかったが30cm後半のサイズは10本以上、トータルで25本くらい釣れたのではないだろうか。本日中に我が家に帰るため、定刻よりも早めに船着き場に戻った。初日は風が強くて大変であったが、2日目は霧が薄っすらと立ち込める幻想的な景観の中、のんびりと然別湖の釣りを満喫できた。
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