道南の本流で遡上アメマスを狙う
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◯釣行日 2023年6月上旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/8G9GOvi1sl4
師匠と大沼で合流する。しかし、風向きが変わった昨日の午後同様、全くアメマスからの反応は得られなかった。完全にアメマスの群れはどこかに行ってしまったようだ。それで、師匠と相談の結果、場所を大きく移動して、アメマスの溪へ訪れることにした。まだ時期的には早いと思ったが、この時期にその溪に入ったことが無いので、調査釣行ということでアタックすることにしたのである。
しばらくは、居付きのイワナばかりでアメマスは釣れなかった。釣り人が入った形跡は無かったが、例年なら必ずアメマスからのコンタクトがあるポイントにアメマスは付いていなかった。撤収も考えたが、ここまで下って無理やり脱溪するのも大変である。とりあえず、予定していた脱渓点までは下ることを決めた。
倒木が入り組んでいる下流側でアメマスがチェイスしてくるのが見えた。しかし、なかなかバイトに持ち込めなかった。同じアメマスなのか違うアメマスなのかははっきりしなかったが、ミノーをキャストする度に必ず反応がある。隣で師匠から激が入る。でもフッキングしない・・。師匠は複数本のアメマスの追いを確認できたとおっしゃっていたので、何本かの群れで定位していたのかもしれない。何度もキャストを繰り返し、やっとバイトさせることができた。40cmくらいのアメマスであったが、師匠がそのやり取りをカメラに収めてくれていたので、動画では活用させていただいた。
1本釣れたところで、この流域までアメマスが遡っていることを確信し、スラロームを続ける。釣り人さえ入っていなければ、毎回ランカーサイズのアメマスが群れで定位しているポイントにたどり着く。このポイントで師匠に続き私もバラシ・・。大場所である。同じアメマスが師匠に続いて私のミノーに喰らいついてくることはあり得ないので、ここにも数本のアメマスが定位していたと思われる。
相変わらず、流域によってアメマス居る居ないにバラつきあったが、ここぞというポイントでは反応があると嬉しい。私は連続バラシの後で待望の2本目。師匠はフローティングミノーの特徴をフルに生かして良いサイズのアメマスを釣り上げていた。
私にも最大のチャンスが訪れる。瀬から続く深みにラパラを流し込むとズシンという重いアタリがある。それからが大変であった。1.2号のPEがドラグの滑りと共に強烈に引き出される。ブレークするのではないかと冷や冷やであったが、なんとか寄せる。52cmの砲弾アメマスであった。この時期にこの流域に入ったのは初めてであるが、ファーストラン(産卵遡上群)は大型の群れが多く、移動が早くて一気に上流域まで遡るのだと再認識させられた釣行であった。
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