十勝川支流から然別湖DAY1
◯画像をクリックすると大きくなります。
◯釣行日 2024年5月下旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/u0U0KO45yKM
◯今週末不在となるので、先行upします。
◯道東湿原河川ファイナル(NO4)の動画が残っていますが、変化のない風景、単調な釣りに編集していても飽きてきました(NO4はまだ編集もしていません)。似たような動画が続いてしまうので1回お休みにして、リアルの釣行動画を優先してupします。
5月上旬、阿寒湖釣行を予定していた。しかし例の事故の関係で、こんな時に阿寒湖に釣りに行くのは不謹慎だろうということで、残念ではあるが全てをキャンセルして中止することにした。それからは、山菜採りだけは間隙を縫ってアタックしていたが、野暮用等もありこの釣行まで釣りに出掛けてはいなかった。毎年恒例となっている特別解禁の然別湖釣行。今年は師匠も同行することになった。師匠は当日の朝に合流するという。私は夜中に運転したくないので、前日鹿追に宿を取った。初日、移動するだけでは時間がもったいないので、早めに我が家を出発し、然別湖の前哨戦として十勝の渓でロッドを振ることにした。
目指すフィールドに着いたのは11時くらいである。平日故、幹線道路は交通量も多く意外と時間が掛かってしまった。目指した渓は一昨年に57cmのニジマスを釣り上げた溪である。昨年もランカークラスのニジマスは出なかったが、尺上のコンディションの良いニジマスに出会うことができた。今年も期待して入渓したのだが、そんなに甘くはなかった。入渓点で森林組合のパトロールの方二人にお会いする。ここはヒグマの巣窟地帯であるからくれぐれも注意するようにと声を掛けていただいた。単独なので、深追いせずにピンポイント的に探ってみようと考えていた。
相変わらず十勝の渓は綺麗でダイナミックだ。しかし今回は全くトラウトからの反応が無い。一昨年57cmが釣れたポイントは反応無し。昨年コンディションの良い尺上のニジマスが釣れた左岸側の岩盤が切れ込み、深くえぐれているポイントでもチェイスすらない。業を煮やしていったん脱溪し、下流側に移動する。単独ゆえ、車からはあまり離れずにピンポイント的に渓を探ることにした。橋下の深みで待望のアタリ。これはバラしてしまう。同じポイントで25cmくらいの小さなニジマスが釣れた。ボーズを回避できたことを素直に喜んでいた。
その後も3か所ほどピンポイントで回った。車の停めやすい比較的入渓しやすい所から入ったので、トラウトからの反応は厳しかった。人気河川故、相当数の釣り人が入っているものと思われる。竿抜けを狙ってキャストを続けるも全然釣れない。まだニジマスが瀬には付いていないので大場所を中心に攻めたが、そのような場所は誰もが狙うポイントであるので余計に厳しい。竿抜けであったのかもしれないが、大場所手前のちょっとした深瀬で20cmくらいのニジマスを1本追加してその日は終了となった。
グレートフィッシング然別湖事務局のHPを見ると、スタート時間が6時から7時に変更になったようだ。最初私は気づかなかったが、師匠に教えていただいた。陽の長いこの時期、山間部でも4時には完全に陽が上がっているので、朝のなるべく早い時間帯を狙ってみたい気もするが、管理運営するスタッフの負担も考えると仕方がないところであろう。準備や受付の時間も考慮に入れると6時には到着したい。現地の駐車場で師匠と合流した。
この日は天気は良かったが風が非常に強かった。そのため事務局側は釣行エリアの制限を掛けたようだ。具体的には境界線付近から音更湾、イワナ岬湖中央付近は渡航禁止となった。私が毎年必ず狙うポイントがイワナ岬から音更湾一帯であるので、そこで釣りができないのは残念であったがこれは仕方が無い。うぐいす湾には行っても良いということなのでそこを目指した。しかし予想通り、強烈な風でボートが大幅に流される。真っすぐ進んでいるつもりでも風下にボートが大きく移動してしまうのである。
私はボートで移動中、ハーリングの釣りをしている。ハーリングとは、ボートの進行方向とは逆にルアーを放り投げ、ボートの推進力でルアーを泳がせトラウトに喰いつかせる釣法である。比較的表層にミヤベイワナが回遊している解禁初期には有効な釣り方であると思っている。しかし今日はアタリはあるもののバラシまくりであった。風でラインがたわんで、合わせが遅かったのが原因だろう。ハーリングだけで10本以上バラしてしまう。最初にヒットしたのはサクラマスであった。その後ウグイス湾で釣りをしていた師匠に合流する。師匠はジグを使ってミヤベやサクラマスを景気よく釣られていた様だ。私もここで待望のミヤベを釣り上げることができた。
風はますます強くなっていった。私はアルミボートではなかったので、根性でボートを漕ぎ、二の湾に戻ったが、ほとんどのアルミボートの釣り人は、自力で漕ぐのを諦め、エンジン付きのスタッフのボートに曳航されて帰還したようだ。私は二の湾の先端の思い出岬付近でキャスティングで2本、ハーリングで2本のミヤベを追加してその日は終了した。
DAY2へと続く。
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