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May 29, 2024

十勝川支流から然別湖DAY1

◯画像をクリックすると大きくなります。
◯釣行日 2024年5月下旬
◯YOUTUBE動画リンク  https://youtu.be/u0U0KO45yKM

◯今週末不在となるので、先行upします。

◯道東湿原河川ファイナル(NO4)の動画が残っていますが、変化のない風景、単調な釣りに編集していても飽きてきました(NO4はまだ編集もしていません)。似たような動画が続いてしまうので1回お休みにして、リアルの釣行動画を優先してupします。

5月上旬、阿寒湖釣行を予定していた。しかし例の事故の関係で、こんな時に阿寒湖に釣りに行くのは不謹慎だろうということで、残念ではあるが全てをキャンセルして中止することにした。それからは、山菜採りだけは間隙を縫ってアタックしていたが、野暮用等もありこの釣行まで釣りに出掛けてはいなかった。毎年恒例となっている特別解禁の然別湖釣行。今年は師匠も同行することになった。師匠は当日の朝に合流するという。私は夜中に運転したくないので、前日鹿追に宿を取った。初日、移動するだけでは時間がもったいないので、早めに我が家を出発し、然別湖の前哨戦として十勝の渓でロッドを振ることにした。

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目指すフィールドに着いたのは11時くらいである。平日故、幹線道路は交通量も多く意外と時間が掛かってしまった。目指した渓は一昨年に57cmのニジマスを釣り上げた溪である。昨年もランカークラスのニジマスは出なかったが、尺上のコンディションの良いニジマスに出会うことができた。今年も期待して入渓したのだが、そんなに甘くはなかった。入渓点で森林組合のパトロールの方二人にお会いする。ここはヒグマの巣窟地帯であるからくれぐれも注意するようにと声を掛けていただいた。単独なので、深追いせずにピンポイント的に探ってみようと考えていた。

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相変わらず十勝の渓は綺麗でダイナミックだ。しかし今回は全くトラウトからの反応が無い。一昨年57cmが釣れたポイントは反応無し。昨年コンディションの良い尺上のニジマスが釣れた左岸側の岩盤が切れ込み、深くえぐれているポイントでもチェイスすらない。業を煮やしていったん脱溪し、下流側に移動する。単独ゆえ、車からはあまり離れずにピンポイント的に渓を探ることにした。橋下の深みで待望のアタリ。これはバラしてしまう。同じポイントで25cmくらいの小さなニジマスが釣れた。ボーズを回避できたことを素直に喜んでいた。

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その後も3か所ほどピンポイントで回った。車の停めやすい比較的入渓しやすい所から入ったので、トラウトからの反応は厳しかった。人気河川故、相当数の釣り人が入っているものと思われる。竿抜けを狙ってキャストを続けるも全然釣れない。まだニジマスが瀬には付いていないので大場所を中心に攻めたが、そのような場所は誰もが狙うポイントであるので余計に厳しい。竿抜けであったのかもしれないが、大場所手前のちょっとした深瀬で20cmくらいのニジマスを1本追加してその日は終了となった。

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グレートフィッシング然別湖事務局のHPを見ると、スタート時間が6時から7時に変更になったようだ。最初私は気づかなかったが、師匠に教えていただいた。陽の長いこの時期、山間部でも4時には完全に陽が上がっているので、朝のなるべく早い時間帯を狙ってみたい気もするが、管理運営するスタッフの負担も考えると仕方がないところであろう。準備や受付の時間も考慮に入れると6時には到着したい。現地の駐車場で師匠と合流した。

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この日は天気は良かったが風が非常に強かった。そのため事務局側は釣行エリアの制限を掛けたようだ。具体的には境界線付近から音更湾、イワナ岬湖中央付近は渡航禁止となった。私が毎年必ず狙うポイントがイワナ岬から音更湾一帯であるので、そこで釣りができないのは残念であったがこれは仕方が無い。うぐいす湾には行っても良いということなのでそこを目指した。しかし予想通り、強烈な風でボートが大幅に流される。真っすぐ進んでいるつもりでも風下にボートが大きく移動してしまうのである。

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私はボートで移動中、ハーリングの釣りをしている。ハーリングとは、ボートの進行方向とは逆にルアーを放り投げ、ボートの推進力でルアーを泳がせトラウトに喰いつかせる釣法である。比較的表層にミヤベイワナが回遊している解禁初期には有効な釣り方であると思っている。しかし今日はアタリはあるもののバラシまくりであった。風でラインがたわんで、合わせが遅かったのが原因だろう。ハーリングだけで10本以上バラしてしまう。最初にヒットしたのはサクラマスであった。その後ウグイス湾で釣りをしていた師匠に合流する。師匠はジグを使ってミヤベやサクラマスを景気よく釣られていた様だ。私もここで待望のミヤベを釣り上げることができた。

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風はますます強くなっていった。私はアルミボートではなかったので、根性でボートを漕ぎ、二の湾に戻ったが、ほとんどのアルミボートの釣り人は、自力で漕ぐのを諦め、エンジン付きのスタッフのボートに曳航されて帰還したようだ。私は二の湾の先端の思い出岬付近でキャスティングで2本、ハーリングで2本のミヤベを追加してその日は終了した。

DAY2へと続く。

 

 

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May 25, 2024

道東湿原河川 NO3 NO4

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◯釣行日 2023年4月下旬
◯YOUTUBE動画リンク  

  NO3 https://youtu.be/PzKt7xbw5PI  

  NO4 初日午後から2日目昼まで

4月の上旬に極東の湿原河川に師匠、東京からのゲストK氏と共に訪れた。しかし、その時はメインフィールドはまだ河口域までアメマスの本隊が降りていなくて苦戦を強いられた。昨年は同時期に既に降りていたのに今年はアメマスの降下が遅い。遠征時期としては早過ぎたようだ。それで師匠と今月中にもう一度再訪しようと話していたのだけど、いろいろあって結局月末となってしまった。今度は逆に遅すぎるのではないかとの懸念もあったが、行ってみなければわからないので、せっかく合わせた日程でもあるしアタックすることを決めた。

前日に塘路湖で釣りを終えた私は、夕刻宿で師匠と合流した。師匠は午後から様子見でメインフィールドに寄ったようで情報をいただく。短時間に数本アメマスが釣れたそうだ。しかし、型は小さかったとか・・。

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極東遠征初日。本日は大潮、潮汐は干潮が11時で満潮は18時である。これは午前中が勝負であると思い、師匠と未明に宿を出る。午後からの時間帯は上げ潮で徐々に水量は増えていくだろう。この潮汐では経験上、午後からは釣れない。夜明けからフィールドに立ち、干潮まで集中的に釣りをしようということになった。

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キャストを始めてまもなく、早速アメマスからの反応がある。しかし師匠の情報通り型が小さい。アベレージ30cmから35cmくらいのアメマスが果敢にルアーを追ってくれる。

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早朝の釣りは干潮に向かっての下げ潮である。潮がどんどん引いて行って川の真ん中まで立ち込めるようになった。その位置から対岸のバンクを狙う。アメマスからの反応は良かった。アメマスのベイトは鮭稚魚であるので、鮭稚魚サイズのジグやサージャーなどのジグミノー、軽量スプーンなどを中心に使い、数を伸ばしていった。午前中だけで誇張なく40本くらいは釣ったと思う。しかしサイズは伸びない。

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たまに良型も釣れるが、それでもマックス45cm。師匠とのWヒットも何度かあり、これはこれで楽しかった。でも欲を言えばもう少しサイズが欲しい。釣り人が少ないので上流や下流に移動してみたが、状況は変わらなかった。

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昼食後、フィールドに戻って釣りを再開する。干潮を過ぎ上げ潮に入ったが、まだ初めのうちはアメマスからのコンタクトがあった。下げ止まりを過ぎているからは徐々に潮が込んできて水量が多くなっていく。アメマスからの反応も散発になっていった。この日は早めに切り上げ宿に戻ることにした。

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道東湿原河川釣行2日目、この日の潮汐も前日と差異は無い。師匠と宿で朝食を摂ってから出発。アメマスからのコンタクトは相変わらず続いていたが、サイズは同様であった。それでもたまに良型が出るが、後が続かない。

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なんか変なアタリだなあと思っていたらカワガレイであった。しかもスレ・・。

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やはり干潮を過ぎて潮が込んでくると突然反応が鈍くなる。お昼ごろまでは散発ながらアタリは続いた。師匠と相談の結果、本日は活性が著しく下がる午後の釣りは止めようということになった。今回の遠征、アメマスの数釣りは堪能できたがやはり総合的に考えると時期が遅かったようだ。湿原河川の終盤は、大型は既に海に降りてしまって小型のアメマスのみ汽水域に残る。そんな状況あった。そのうちキュウリが釣れ始めたら完全に終了となるのだろう。

来年はどうしようか?。地元であれば通って良いタイミングに巡り会うことができるだろうが、遠征組にはそれは厳しい。遠征時期を早めても遅らせても博打的な要素が高いことには変わりない。なにせ、アメマスは気まぐれであるから・・。

 

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May 18, 2024

塘路湖のアメマス

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◯釣行日 2024年4月下旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/Iw0fytzJkks

4月の上旬に師匠と訪れた極東の湿原河川。メインフィールドはまだ河口域までアメマスの本隊が降りていなくて苦戦を強いられた。その時はまだ時期が早過ぎたようだ。それで師匠とは今月中に再訪しようと話していたのだけど、お互いのタイミングが合わなくて結局4週の月末となった。今度は逆に遅すぎるのではないかとも思ったが、行ってみなければわからないので、せっかく合わせた機会でもあるしアタックすることを決めた。

その前哨戦に、私は1日早く道東を目指したので釧路界隈のフィールドに寄ってみようと思った。市街地エリアの釧路川本流か塘路湖かで迷った。昼前に釧路に到着したので鶴見橋を起点に新釧路川沿いを車で走ってみた。日曜日であったので、結構な数の釣り人が刺さっている。入りたかったポイントの駐車帯には車が数台停まっていた。これでは入りたいポイントには入れないだろう。ここを諦めて塘路湖に向かうことにした。

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塘路湖を訪れるのは5年振りである。この日は日曜日ということもあってたくさんの釣り人が訪れていた。釧路の市街地から1時間圏内と比較的近いので、込み合っているのは仕方がないだろう。林道側に回ったが、車を停められそうな所には全て車が停まっていた。林道が湖岸から離れるエリアを目指したが、ここにも数台の車が停まっていた。釣り人の姿は見えない。塘路湖のフィールドは、この時期行者ニンニク採りの人も多数入っている。だから、車が停まっていても目的が釣りなのか山菜採りなのかわからないのである。ちょっと戻って車が1台停まっていたエリアに私も入ることにした。

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そこは駐車帯のすぐ下に釣り人の姿があった。早速タックルの準備をして湖岸に降りた。居合わせた釣り人に情報をお聞きすると。アメマスは釣れているが型が小さいとのこと。断りを入れて左側に移動していった。

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数投目でアタリがあったが2秒でバラシ。その後も不連続で2回アタリがあったがことごとくバラしてしまう。3連続バラシである。バラシの要因は腕の悪さは置いておいて、やはり型が小さいことと釣り人によるプレッシャーでスレているためであると思われる。塘路湖のベイトはワカサギである。塘路湖は冬期間のワカサギ釣りでも有名なフィールドである。ルアーをワカサギにイミテートした小型ジグに替え、リフト&フォールで誘う。やっとしっかりフッキングできた。35cmくらいのアメマスであったが、今回の塘路湖釣行での初ヒットである。ボーズを回避できたことに素直に喜んでいた。

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1km以上湖岸を釣りながら左側へ歩いて、先ほど諦めた湖岸から林道が離れるエリアまでやって来た。停車していた車は1台に減っていた。その界隈を丹念に叩いて回った。何回かのショートバイトのバラシの後、そろそろ撤収かと思い始めた頃、小気味よいバイトがある。ピックアップ寸前であったのでちょっと焦ったがなんとかランディング。型はやはり35cmくらいのアメマスであった。結局2時間半の釣行で釣れたのは2本。型が見られて良かった。本番は明日からの極東湿原河川であるから。

道東湿原河川 NO3へと続く。

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May 11, 2024

道東湿原河川 NO2

◯画像をクリックすると大きくなります。
◯釣行日 2024年4月上旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/aiK_VflLpdw

東京からのゲストK氏も合流し、予定通り今回のメインフィールドに出掛けた。前日の朝方は師匠とその友人が訪れ全く反応が無かったフィールドである。日中は前回の動画で上げた別のフィールドで釣りをしていたのだが、師匠が空港へK氏を迎えに行く途中に、メインのフィールドに寄ってみたそうだ。結果は型は小さいがアメマスが数本釣れたとのこと。私もその報告を受けて夕刻、宿に向かう途中に寄ってみた。最初は全く反応が無かったが撤収間際にやっと35cmくらいのアメマス1本が釣れた。最盛期とは程遠いレベルであるが、朝よりはマシであるようだ。その昨日の今日だけにかなり厳しい釣りになることを予想していた。

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この日は朝の7時半に満潮を迎え、その後夕方にかけてだらだらと下がり、17時に干潮を迎えるという潮位であった。宿の朝食を食べてから出かけたが、到着時はまだ水位が高かった。師匠とは水量が多いので、朝方は上流域まで移動してロッドを振ろうと話していた。刻々と時間だけが過ぎていく。全く反応が無いのでK氏が釣りをしていた下流側まで戻り情報をお聞きする。なんと!50upを含む4本の型が見られたそうだ。流石は日本アメマス党の党首と言われているK氏である。その後はその流域でキャストを繰り返したが、舐めるようなアタリが数回あっただけで、私も師匠も午前中はアメマスの姿を見ることはできなかった。少し上流で釣りをしていたおそらく地元のアングラーが、67cmのアメマスをランドしたようだ。

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一端川から上がり、気分転換に昼食を摂りに行く。昼食後またフィールドに戻った。この時間帯は干潮に向けて下げ潮半分といった感じで、午前中よりは水位は落ちたが、まだ水量が多かった。それでも少し川に立ち込めるようになり、対岸のバンク下を狙っていった。しばらくキャストして待望のアタリ。35cmくらいのアメマスであった。続いて40cm。午後になってやっと本日のファーストフィッシュを釣り上げることができた。

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さらに水位は落ちて、川の真ん中辺りまで立ち込めるようになった。川底はぬかるんで歩きづらい所と割と地盤が固くてしっかりしている所があるようだ。深さを測りながら慎重に川中を進み前に出る。スプーンやミノーのサイズ、色を変えながらキャストを続けたがいまいち反応が良くない。ルアーをジグに替えた。リフト&フォールでボトムをトレース。そこからは頻繁にアタリが出るようになった。ここのフィールドの現在のベイトはサケ稚魚であるから、サケ稚魚のサイズやカラーをイミテートしたジグには反応が良かったのだろう。

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対岸に頻繁にライズが見られるようになった。全ての流域から反応があるわけでは無く一部の流域に群れは偏っていた様だ。ただそのポイントでは50upの良型が連発。上流で釣っていた師匠を呼んで、二人並んでアメマスの引きを楽しんだ。下流側に陣取っていたゲストのK氏もコンスタントに釣り上げていた。午前中、私には全く反応が無かったのにこの違いは何なのだろう。潮位の変化だけではこんなに釣果の差は出ないだろう。師匠とは今このタイミングで上流からアメマスの群れが降りてきたのではないかと話していた。

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夕刻が近づいてきた。アメマスからのアタリも徐々に散発になり、釣れる型も小さくなった。ジグ以外の持参のルアーも試してみたが、ミノーやジグミノーには相変わらず反応が良くない。スプーンも大きいのはダメで5gくらいの白ピンクや赤系のスプーンには反応が良かった。夜の反省会でも今回の釣りについて師匠たちと話をしたが、やはり他の釣り人たちの釣れ具合を見ても本日の午後に第一陣の群れが到着したと考えるが自然だろう。とりあえず短い時間ではあったが絶妙なタイミングで釣りができて良かった。このフィールドはこれからの時期が旬を迎えそうだ。私は翌日に帰還しなければならないのが残念である。来年のここへのアタックは1週間遅らせようか。ただアメマスの毎年降海時期は微妙に違うから、それも正しいとは言えないだろう。とにかくアメマスは気まぐれであるから・・。

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May 04, 2024

道東湿原河川 NO1

◯画像をクリックすると大きくなります。
◯釣行日 2024年4月上旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/09ly0EicGfM

東京からのゲストK氏を招いて、師匠とともに4日間の予定で道東湿原河川を彷徨う計画を立てていた。3月も中旬を過ぎた頃から道東・極東域の湿原河川を中心に、SNS等で降海アメマスの便りが聞こえていた。今年の3月は気温の低い日が続いて、川の氷が開くのが例年よりも少し遅かったようだ。初日は移動日となるので、厚岸に宿を取り別寒辺牛川を訪れてみた。平日ではあるから釣り人は少なかった。この時点ではまだ河口域まで本格的なアメマスの群れは降りていなかったようだ。去年同時期に70upが釣れたポイントで1時間ほどロッドを振ったが、チェイスすら確認できなかった。釣り人が一人河口に近い所でロッドを振っていたが、離れていたので状況はお聞きできなかった。ここは早々に撤収し、さらに東に車を走らせた。

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以前から旬の時期に訪れてみたかった、とある湿原河川の河口に向かった。このフィールドはYouTube繫がりで情報をいただくなど、お世話になっている地元アングラー「トヨ兄ちゃんねる」さんのホームリバーである。

「トヨ兄ちゃんねる」YouTube URL https://www.youtube.com/@TOYONI 

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運が良ければトヨ兄ちゃんに会えるかな・・とも期待していたけれど、平日にここに来ているわけがない。彼のこのフィールドでの釣り動画は全て拝見していたが、その時は河岸が一面、雪と氷に覆われていた。私が訪れた時には大分雪融けが進んでいたようだ。ここは固まった雪が河岸にあった方が歩きやすく移動が楽であると思う。湿原河川故、亀裂が入って水路となっている場所があるのだが、不用意に踏み込むと腰まで埋まってしまう。幅は狭いが意外と深いのである。

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上流側に釣り人の姿があったので、そちら側に向かう。案の定、固まった雪がある所は歩きやすかったが、融けて地面がむき出しになっている所はぬかるんで歩きづらい。恐る恐る慎重に歩を進めていった。スプーンやミノーのサイズ、色、種類を変えながらキャストを続けた。しばらく反応が無かった。このフィールドは人気があり、毎日大勢の釣り人が入っているようだ。かなり叩かれているのは容易に想像できる。ルアーをジグに替えた。リフト&フォールでボトムをトレース。アメマスをリアクションバイトで誘う。しばらくして待望のアタリ・・。30cmくらいのアメマスであったが、今回の遠征で初ヒットである。ボーズを回避できたことを素直に喜んでいた。続いて35cm。また30cm。型は小さいが反応があるのはやはり嬉しい。しかし、バラシも多かった。

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タンチョウのつがいが羽を休めていた。近づくと飛び立っていった。邪魔をするつもりはなかったが、車に戻るための帰路の途中であったので勘弁して欲しい。

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翌日メインフィールドで師匠と合流した。早朝からロッドを振っていた師匠に情報をお聞きすると、この時点では全くアメマスが不在であったとのこと。仕方が無いので急遽前日のフィールドに戻ることにした。この日は前日よりも釣り人が多かった。なぜか、ほとんどの釣り人が河口側でロッドを振っている。我々も河口側に向かい、先行者とはなるべく離れてロッドを振り始めた。ぽつぽつと反応はあるがやはり型は小さい。

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師匠も今回の遠征でファーストヒット。さらに続けて何本かランディングしている。型は同様である。

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東京のゲストを迎えに行くという師匠と別れた後、今日一のアメマスがスプーンをひったくった。40cmくらいのアメマスであったが、やっと道東らしいアメマスが釣れた。その後風がますます強くなり、雨も降りだし暴風雨となったので撤収することを決めた。メインフィールドの状況が心配であるが、東京からのゲストが幸運を引き連れて来てくれることだろう。明日に期待である。

NO2へと続く。

【グルメ編】

<釧路泉屋本店>

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ハーフの大ジョッキ

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生ハムサラダ

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ミートスパゲティー

<厚岸鈴木旅館>

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夕食の献立

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大きな牡蠣フライ(衣は薄い)

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生牡蠣のカクテルチリソース アボガド乗せ

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ニシンの刺身は苦手であったがミョウガと絡めると旨い

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ツブの煮物

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ババガレイ同様かつては高価であったサメガレイの煮つけ

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吸い物にも牡蠣が浮かんでいる

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朝食の献立

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あさりの味噌汁

この料理が供されて1泊2食付き7K円台は、とてもリーズナブルであると思う。

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