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April 13, 2024

春の日本海 海アメ・海サクラ釣行 NO3~毘砂別サーフ~

◯画像をクリックすると少しだけ大きくなります。
◯釣行日 2024年3月下旬
◯YOU TUBE 動画リンク https://youtu.be/Ya0EHCIPSOQ

YouTube繋がりの友人から石狩の毘砂別海岸でアメマスが釣れているという情報をいただいた。以前から日本海北側のサーフの釣りに興味があったので、出掛けてみることにした。「毘砂別」・・最初は恥ずかしながら何て読むのかさえわからなかった。検索を掛けて調べて見ると、(砂・沙が違うが)「毘沙門天」の「びしゃ」と読むらしい。ただ、私の居住地である胆振中部からは、積丹同様とても行きにくいフィールドなのである。昔からなんとなく札幌を通過して釣り場に行くことは避けたいという気持ちがあった。今回も札幌を通らずに現地までたどり着けるルートを探した。最近は高速を利用する習慣もほとんど無いので、我が家から片道4時間は掛かるようである。

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初めて訪れるフィールドであるから勝手がわからない。迷惑駐車にならない所を探して回った。結局、見つけた所は毘砂別川河口の端っこの広場。後で分かったことだが、毘砂別サーフは夏場に海水浴場になるらしく、その駐車場に車を停めれば、すぐ目の前のサーフに出られるようだ。

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遠くに釣り人が数名ロッドを振っているのが見える。おそらくその辺りが良いポイントなのだろう。私が車を停めた所の前のサーフは浅いようで波が立っている。そちら側に歩いて移動することにした。まわりよりも波が落ちているエリアに狙い目を定め、サーフに降りて行った。早速キャストを始める。釣り開始から5分もしないうちに最初のアタリがあった。無事ランディングできたのは40cmくらいのアメマスである。初めて訪れたサーフで、早速アメマスからのコンタクトがあったことに純粋に喜んでいた。続いて40cmを少し超えるくらいの2本目のアメマスが釣れた。

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ヒットルアーはTRサージャー SH 18g(ハイスピードシンキングモデル)ジグミノーである。道南、日本海側のサーフでは私にとってパイロットルアーであるが、石狩のサーフのアメマスにも効くようだ。

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連発は無いが、コンスタントにアタリがある。アメマスが定位しているエリアは道南と変わりがない。やはりまわりよりも波が立っていない所で、そこは深いのだろう。また、ルアーをリトリーブしていて少しでも抵抗感が感じられる所。そこは潮の流れがある場所である。沖合30mくらいの所でブレイクダウンしていて、その辺りのかけ上がりを行ったり来たりしているようである。

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今日一の55cmが釣れた。波打ち際で計測したので、波にメジャーごともっていかれた。ゴミを増やしてしまったようで申し訳ない・・。道南のアメマスに比べるとスリムな体腔のアメマスが多い。これは憶測であるが、道南日本海側の島牧や瀬棚のアメマスは秋に川で産卵を終えるとその後すぐに海に降り、冬の間中、ずっと海でベイトを追い回している。一方、毘砂別サーフのアメマスは川で越冬し、最近になって海に降りてきた個体であると思われる。道東域の多くのアメマスの生態と同じだ。このアメマスのライフサイクルの違いは海水温の違いからくるものだと言われているが、正確なところは私にはわからない。

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昼食を挟んで、午後から海水浴場の駐車場に車を移動しロッドを振った。波風が高く強くなっていった。午前中にロッドを振っていたアングラーたちは全員姿を消した。午後からはこのサーフ一帯、完全に私一人の貸し切りとなった。アゲインストの風が強いので、ルアーを重量のあるジグやジグミノーと交換しキャストを続けた。午前中よりもさらに散発になったが、時折ロッドを曲げてくれるアメマスが居るのは心地良かった。毘砂別サーフのアメマスたちは釣り人に優しい。

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SSPジグ グリーンアワビ30g

Lure3

ブレスベイトカムイ 28g ジグミノー

初めてのフィールドてあったが、魚影が濃く十分に楽しめた。たまたま運良く群れに遭遇できただけなのかもしれないけれど・・。時期になればサクラマスも狙えるような気がする。これも後で知ったことだが、ここも有名な海アメスポットで週末になるとたくさんのアングラーが訪れるらしい。でも札幌からなら1時間掛からないと思うけれど、やっぱり私の所からは遠く行きにくいフィールドである。

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