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April 20, 2024

後志利別川と道央の本流河川

◯画像をクリックすると少しだけ大きくなります。
◯釣行日 2024年3月下旬
◯YOU TUBE 動画リンク https://youtu.be/jDycEV7PQCo

〈道南の本流〉
良い型のアメマスを釣りたいという師匠と道南を周遊して来た。フィールド的にはどこに照準を当てたらよいのか迷う時期であるので、師匠には海・本流・渓の3種のタックルを持ってくるよう指示した。さらには時間があれば行者ニンニクも採取しようとかなり欲張りな計画を立てていたのである。海は海況が悪かったら当然スルーしようと思っていたが、凪の良い天気である。これでは海も外せない。合流後早速、今期実績のあった瀬棚のサーフを回ってみた。風車裏から三本杉岩ポイントへ。残念ながらアメマスの群れには巡り会えなかった。

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次は以前から師匠が釣りをしてみたいと話していた後志利別川に向かう。狙った流域は兜野橋下の左岸川である。しかしここには先行者の車があった。上流側にも1台、その対岸側にも1台の車が駐車している。さすがに人気のエリアである。なるべく先行者とは離れて釣りをしたかったので、さらに上流の真駒内川対岸(左岸側)に入ることにした。右岸の真駒内川合流付近にも川に立ち込んでいるフライマンの姿があった。

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兜野橋界隈は平日・休日に関わらずこの時期、いつ通っても釣り人の姿がある人気エリアである。右岸でも左岸でも浅い方から立ち込める場所まで立ち込み、ダウンかダウンロスにルアーを引いてアメマスを誘う。早速、ルアーの種類やリトリーブの仕方を変えながらキャストを始めた。師匠は開始早々、2投目にアメマスがバイトしたらしい。リールのドラグを閉め過ぎていたため弾いてバラしてしまったそうだ。

私はしばらくは追いさえも確認できなかった。この流域にはアメマスは絶対に居るはずである。食いが悪いのはやはり釣り人のプレッシャーでスレているからなのだろうか。川に立ち込めるだけ立ち込んで対岸ぎりぎりにキャスト。なるべく、水の流れに合わせてアメマスの目前を通るようジグをリフト&フォールする。キャストを開始して1時間くらい経ったであろうか・・。いきなりフォール中にジグをひったくられた。後志利別川のアメマスは定評通り、強烈なパワーとトルクがあった。ランディングしてみると52cm。サイズはそれほどでもなかったが体腔が強烈に太い。その容姿はどう見ても海アメの様相であった。

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サケ稚魚をイミテートしたHimepon Jig15g。TRサージャー7cmにも反応はあったがショートバイトでフッキングできず。スプーンやミノーには反応が無かった。

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真駒内川合流付近で立ち込んでいたフライマンが姿を消したので、その真向かい側に移動した。まもなく師匠のロッドが強烈に絞り込まれる。十分な時間をかけてランディングしたアメマスは、私が釣ったアメマスよりも一回り大きい58cmであった。これもどこから見ても海アメである。体腔が著しく太い遡上砲弾型のアメマスであった。お互い一本ずつ、後志利別川のランカーアメマスに出会えて良かった。師匠とがっちり握手を交わす。

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その後反応無く、釣りは諦め行者ニンニクを物色。今年の3月は低気温続きであったせいか、まだ盛期には早かったようだ。

〈Kさんと道央の本流へ〉
日頃からYouTubeでお世話になっている「Kさんの遊び【ルアー釣り・バイク】」のKさんに道央の本流河川にご案内をいただいた。以前から春秋の時期に良型のアメマスが釣れるということで定評のある川であるが、私が実際に訪れたのは初めてであった。

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ただこの日はドピーカンで水量も少なくクリアで、雪シロによる濁りも皆無であった。アメマスを狙うのなら水量も多く、多少は濁りが入っていた方が活性が上がるのは定石である。3月後半、例年であれば雪シロも本格的に流入してくる頃合いなのだが、今年は日中はプラス気温になっても夜間はずっと氷点下の気温で推移している。これでは雪シロは進まない。比較的釣り人の多いフィールドのようで、残雪にはたくさんの釣り人の足跡があった。必然的にアメマスはポイントに定位していてもスレが進んでなかなか口を使ってくれない状況のようだ。

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下流側に移動してみると頻繁にライズがある。たまにフラフラとルアーの後をチェイスしてくるのが見えるが、なかなかバイトに持ち込めない。スプーンの重量を5gまで落とした。やっと口を使ってくれた。土手の上で掛けたのでランディングに苦労したがなんとか59cmをキャッチできた。このフィールドにご案内いただいたK氏には感謝である。

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Kさんも一本バイトしてきたが、ミノーのテールとベリーのフックが絡まっていてバラしてしまったそうだ。後日、川の条件が良い時に良型を連発されたと報告をいただいた。

KさんのYouTube URL

Kさんの遊び【ルアー釣り・バイク】 - YouTube

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