行者ニンニク採りと遡上アメマスの釣り
◯明日、早朝より出掛けるため1日早いUPです。
◯画像をクリックすると大きくなります。
◯釣行日 2024年4月上旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/3qu7EjVpgnc
昨年に引き続き、行者ニンニクには目がない十勝の友人N氏を招いて、札幌の友人H氏と共に道南で行者ニンニクツアーの計画を立てた。昨年は休業中で予約が取れなかった「あわび山荘」の宿も確保し、1年ぶりに夜は3人であわび料理をメインに日本海の海鮮を肴に一杯やろうと話していたのである。
昨年は暖気続きで、行者ニンニクの生育状況が例年よりも10日以上早かった。いつもの年であれば4月上旬に採り頃を迎えるフィールドも遅すぎた。わざわざ十勝から来るN氏に行者ニンニクを採らせることができるのかと心配したが、比較的遅い時期に採取できるH氏が見つけた海岸線のフィールドで旬の行者ニンニクを採ることができた。今年も暖冬で時期が早まるかと思っていたが、3月が低温続きで結局例年通りの芽吹きとなったようだ。
二枚葉の比較的太いものを中心に採取した。このフィールドは川を渡らなければたどり着けないため、行者ニンニク採りの人もそんなに多くは入っていないと思われる。近年、採りやすい所は細くなってきているが、広大なフィールドであるため、探せばまだ比較的上物の行者ニンニクを採取できる。
相変わらずここの行者ニンニクは、毒草のコバイケイソウと混成している。出始めがそっくりである。行者ニンニクの間に並んで生えていることが多いので厄介だ。紫色の衣をまとっているのが行者ニンニクで白いのがコバイケイソウである。まあ、毎年行者ニンニクを採っている人は誤食することは無いだろう。よくメディアのニュースで見る、間違って食べ、中毒を起こすとされているイヌサフランやスズランは自然界の行者ニンニクと混成して生えていることはあり得ない。バイケイソウもここまで大きくなれば、見間違うことは無いだろう。
翌日仲間と別れてから時間があったので、平野河川を覗いてみた。ここは昨年11月に師匠と訪れ、予想外にアメマスが定位していて楽しい釣りができたフィールドである。昨年は前日の雨で強烈に増水し濁っていた。この溪は水量多く濁っていなければ釣れない川なのである。ちょうど今時期雪シロの影響で濁りも水量もあり、釣れるのではないかと考えた。
入渓してしばらく反応が無かったが、川を横切る倒木の下から突然デカいアメマスが現れミノーをひったくった。心の準備ができていなくて2秒でバレ・・。60cmはあったと思うので残念であった。さらに上流のポイントに移動する。瀬から深みに流れが長く続くポイントで、上流側に回りこんでスプーンをダウンで流し込む。流れが緩くなる下流側の深場をトレースした時にドスンというアタリがある。なんとかランディングできたアメマスは52cmの遡上ものであった。その後小さめのアメマスを一本バラしで本日は終了となる。新調したツインパワーのリールに魂入れができて良かった。
*追記・・今回は時間が無くて十分に探れなかったので、翌週チャリを持ち込んで、本格的に探ってみた。3km歩いてチェイスすら無し。この時点でアメマスたちは既に海に下ってしまったようだ。相変わらずアメマスは気まぐれである。
≪あわび山荘≫
酒の持ち込みは自由
夕食のメニュー
あわびの刺身
あわび入り釜めし
朝食のメニュー
初日の夜、前述の仲間二人との宴会は楽しかった。両氏ともお会いしたのは今年初。旧知の仲ゆえ、そんな感じがしないのが不思議である。大成町にある「あわび山荘」は私が山岳渓流オンリーで道南の渓をさまよっていた頃からの定宿である。40年近く前から利用していて、最低年に2回、多い時では5回くらい泊まっていたから、少なく見積もっても100泊以上はお世話になっているだろう。まあ、そんな話はどうでも良い。露天風呂が復活し、レストランがリニューアルされたようだ。料金は据え置きだったが、あわびの刺身が付かなくなった。あわびの釜めし等、私の好みのあわび料理は、特別料理の別料金設定になったのが残念である。
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