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February 23, 2024

厳寒期の日本海 海アメ・海サクラ釣行 NO5 ~IN 瀬棚サーフ~

◯画像をクリックすると大きくなります。
◯釣行日 2024年2月上旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/00wb_BcjK-I
 
波予報は微妙であったが、徐々に波が落ちるとの予報であったので、瀬棚サーフに出掛けた。最初に河口サーフに訪れる。予報よりも波高く風も強い。駐車帯には1台の車があったが、タックルの装備をしてでサーフに降りても釣り人の姿は確認できなかった。おそらくもう一本南側の河口の方に歩いて行ったのだろう。まわりよりも波が立っていない場所を選んで、30分ほどロッドを振ったが、生体反応は感じられない。ジグでさえアメマスの居るポイントまで届いていないような気がした。ここは諦め風車裏に向かう。

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風車裏も風が強く波も高い。風速は10m以上あったのではないだろうか。それでも内海であるから風さえ我慢できれば釣りにはなるようだ。
このフィールドとの相性が良いジグミノーをスイベルに繋ぎキャストを始めた。

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本日は釣り人の姿は無し。このエリア一帯私一人の完全貸し切りである。車を停めた目の前の海域にジグミノーを放り込んだ。3投目で小気味よいバイトがあった。ランディング後に計測すると57cm。今シーズン、このエリアは不調であったので、こんなに早くアメマスからのコンタクトを得られたことに驚いたが、とりあえず型が見られ、ボーズを回避できたことに素直に喜んでいた。

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左側の突堤まで移動しながらキャストを続けたが反応無し。最初の一本目が釣れたところまで戻ってキャストを続ける。1本目とほぼ同じエリア、ちょっと沖の方にアメマスは定位していたようだ。アゲインストの風が強くミノーでは届かない。しかし、ジグにはあまり反応が良くなかった。ジグミノーのフルキャストでどうにか届くという感じであった。18g~35gのジグミノーをローテーションしながら、思い切り沖へキャストする。リフト&フォールで意図的にフォールの時間を長く取りアメマスを誘う。イメージ通りにバイトさせることができた。2本目は45cmくらいであった。

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2本ともTRサージャー SH 18g HS(ハイスピードシンキングモデル) ジグミノー

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微妙な感覚であるがフィールド一帯、アメマスの気配があるように感じた。しかしアメマスからの反応があるのは限られたエリアである。このフィールドは本当にタイミング次第であり、居ない時には、1日中ロッドを振り回してもチェイスすら確認できないこともある。何度もここに通って、後者の方が多いのも事実である。3本目は52cm。不連続であるが、サーフのほぼ同じ場所で3本のアメマスをランディングできた。

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3本目のヒットルアーはkeelジグ24g。このジグは道東サーフの海アメが華やかりし頃、よく使用していたジグだ。
後段は次回へと続く・・

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February 17, 2024

冬の日本海海アメ・海サクラ釣行 NO4 ~IN瀬棚サーフ~

◯画像をクリックすると大きくなります。
◯釣行日 2024年1月下旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/w9Ef2fNm6jA

瀬棚の河口左岸サーフへ訪れた。朝は前日までの天候と打って変わって天気も良く、風もなく穏やかであった。平日であるため釣り人も少ない。本日は午前中で切り上げ帰路に就く予定であるのであまり時間はない。早速タックルの準備をしサーフに降りて行った。

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駐車帯の前浜に先行者が二人。そのうちお一方に早速情報をお聞きしたがホッケしか釣れていないという。その方と情報交換をしている最中、少し左側でロッドを振っていた釣り人のロッドが大きく弧を描いている。先のアングラーと共に近くに寄って様子を見ていると60upのコンディションの良いアメマスを釣り上げた。

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本日は前浜にアメマスが回遊していると考え、ジグ・ジグミノー・ミノーとルアーを変えながらキャストを繰り返す。どのくらい時間が経った頃だろうか。瀬棚サーフでは実績のあるジグミノーを沖にキャストしてラインテンションを取り静かにリトリーブ。このジグミノーはジャークなどの派手なアクションは必要ない。基本的にストップ&ゴーで止めた時、意図的に長いフォールを入れるのが効果的だ。一本バラシの後、キャストを繰り返しているとジグミノーを抑え込むような鈍いアタリがあった。45cmくらいのアメマスであった。

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TRサージャー SH 18g HS(ハイスピードシンキングモデル) ジグミノー

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1本目のアメマスが口から吐き出したベイトのカタクチイワシ。10cmくらいか・・。これに似たようなジグミノーをルアーケースから物色する。

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それ以降全く反応が無くなったので、左に移動しながらキャストを続けた。風向きが北西に変わり強く吹いてきた。ここのサーフは風向きが変わるとシケっ早い。ジグミノーを28gに替え思い切り沖へキャストする。リトリーブ中にガツンッとミノーをひったくられたが、1秒でバレ・・、その直後にもう一度バイトがあった。追い食いをしてくれたのだろう。ランドしてみると50cmを超えるアメマスであった。このアメマスも長さはともかく著しく体腔があって太い。容貌魁偉でさすがにTHE 海アメである。

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2本目のアメマスのヒットルアー。ブレスベイトカムイ28g ジグミノー。1本目のアメマスが吐き出したカタクチに似ているでしょう。

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その後あっという間に波が高くなっていった。引き上げる釣り人も多くなった。アゲインストの風が強烈で、ジグでさえなかなか距離を稼ぐことが困難になったので、私も今日の釣りは諦めた。

とりあえず型が見られて良かったのだが、なかなかイメージ通りの釣りができない釣行が続いている。しかし冬の日本海 海アメ・海サクラの釣りはこんなものだろう。2月は私の経験上本当に釣れない。もちろん昨年のように良い群れにぶち当たるとその限りでは無いのだけど・・。これからも予定した日程の天候・海況が良ければアタックしようと思う。

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February 10, 2024

冬の日本海海アメ・海サクラ釣行 NO3

◯画像をクリックすると大きくなります。
◯釣行日 2024年1月下旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/plXjpaX0910
 
年明けから何日か日本海側のサーフにアタックする計画を立てていたのだけど、正月釣行は見事に撃沈。その後は予定をした日に海況の悪い日が続きキャンセルをせざるを得なかった。中旬は網走湖へのワカサギ釣り、白老沖のサクラマスライセンス海域の釣りも入り、今年2回目の日本海遠征は、下旬の2月まで後数日という頃合いになってしまった。この日は日曜日であったので、島牧は釣り人が多いと思い瀬棚サーフに出掛けた。現着9時半頃である。最初に河口サーフに訪れたが、予報よりも波高く風も強い。これでは釣りにならないと判断し、通称風車裏に移動することにした。しかし、相変わらず全く反応が無い。今季、風車裏内海は私に限ってかもしれないが全く釣れない。現地でお会いした地元の方に情報を聞いても、ホッケが散発的に釣れたという話だけで、アメマス・サクラマスが釣れたという情報は全く無かった。

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諦めて外海に出た。しかしひどい天気模様であった。気温が高かったので限りなく雨に近い霙が地面と平行に叩きつけてきた。予報ではこんな天気や海況ではなかったはずなのだけど・・。左側に移動しながらキャストを続けた。しばらく歩いた所で離岸流を発見。一投目で待望のアタリ。ヘッドシェイクがあったのでアメマスであると思う。幸先良くアメマスからのコンタクトがあったが、残念ながら3秒でバラしてしまう。

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ここにはアメマスが居ると判断し、その後も粘り強くキャストを続ける。しかし後が続かない。群れで定位しているわけでは無いようだ。離岸流が発生している界隈を右に行ったり左に行ったり・・。最初のアタリがあってから1時間を経過した頃にやっと2回目のアタリがあった。波打ち際でヒットしたのでホッケであろう思ったが、砂浜にずり上げてアメマスと確認。思わず「アメだ!アメ!」と大声で叫んでしまった。しかも引き波にバランスを崩し転んでしまう。近くで誰か見ていたら滑稽な様子であったことだろう。型は45cmくらいであったが、体腔のあるコンディションの良いアメマスであった。今年の初アメとなるので純粋に嬉しかった。

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1本目のアメマスヒットルアーはTRサージャーSH 18g。名前がSHなのにパッケージにはHS(ハイスピードシンキングモデル)の表示がある。だからいつもSHなのかHSなのかで迷ってしまう。まあ釣れるジグミノーであるのは間違いが無いのでどっちでも良いのだが・・。

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またしばらく沈黙が続く。2本目は離岸流のど真ん中を漂わせている時にガツンッ!とジグミノーをひったくられた。強烈なヘッドシェイクをドラグの滑りとロッドのしなりでかわしながら寄せる。流れが沖へ向かっての逆向きなので、口切れをしないかと心配したが、なんとかランディング。60cmには届かなかったがこれまた太いTHE 海アメであった。

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2本目のアメマスのヒットルアーはブレスベイトフュージョンスリム35g。フュージョンは幅の広いのも持っているが、スリムの方が動きが良いと感じる。

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午後からも同じポイントでキャストを続ける。私のYou Tubeを見ているという地元の方に声を掛けていただいた。ありがとうございました。しばし情報交換。しばらく並んでキャストを続けていたが、ますます天候が悪くなっていった。アゲインストの風に乗って限りなく雨に近い霙がたたきつけてくるのは、雪よりも辛い。これ以上は無理と判断し、地元のアングラーと共に撤収を決めた。

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February 02, 2024

2024年1月中旬 網走湖の氷上ワカサギ釣り DAY2

◯画像をクリックすると大きくなります。
◯釣行日 2024年1月中旬 
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/IZvKUF430nw

昨夜の強烈な嵐は、朝までに過ぎ去ったようだ。本日、風は思っていたよりも穏やかであったが、気温がマイナス10度くらいで推移する予報である。レンタルテントでは火気厳禁なので持参のガスストーブは使えず、非常に寒いことが予想される。昨日十分な釣果が得られたので、ワカサギ釣りを中止するという選択肢もあったのだけど、網走観光に転戦してもこの辺の観光地、網走監獄やオホーツク流氷館、網走流氷砕氷船オーロラ号への乗船等、既に体験済みだ。妻と相談の結果、他にやることも無いので午前中だけでも釣りをしようということに決めた。テントは自前のものは張らずに昨日同様レンタルすることにした。ついでに有料ではあるが、昨日腰を痛めたので楽して穴もあけてもらうことにした。

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現着8時半。ほぼ営業時間の開始と同時である。平日なのでまだ釣り人は少なく、スタッフが順次レンタルテントを組み立てている最中であった。何気なくその様子を見ていると、毎日やっているとはいえ実に手際が良い。参考になったのはペグ打ちを先にしていることである。この方法は風が強い時には有効であると思った。単独の場合、組み立ててしまってからのペグ打ちは、風が強い時にテントを押さえているのが大変である。テントを立てる場所を決めて、先にペグ打ちをしてしまえば、風に飛ばされることは無い。今度一人でワカサギ釣りをする時に試してみようと思った。小さいテントであれば、先に穴を開けておいた方が良いだろう。

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そう言えば、昔からもともと管理事務所は午前8時半から16時の営業時間であったが、夜釣りもOKであったはず。今は一酸化炭素中毒の防止等、行政指導が入り営業時間以外釣りができなくなったようだ。「夜間釣り禁止」とか「営業時間以外の釣りは密漁になります」等の看板が設置されていた。

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相変わらず、ワカサギは湖底近くを中心にたくさん群れていた。仕掛けを落とすとすぐに反応がある。昔、仲間内とここに釣りに来ていた時は、管理事務所近くのワカサギ釣り場から少し離れた方が釣果は良いといわれていた。そのためそりにテントやドリルを載せて100mくらい離れた所にテントを張っていたものだ。土日は釣り人が多く、氷上が賑やかなので釣果が落ちるとベテラン釣り師に教えてもらったが、平日であれば釣り人は少ないので、管理事務所近くのレンタルテント群でも全く問題がないようだ。

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外道のカレイが2枚釣れた。最初、鰭にある黒色の斑紋が薄かったのでクロガシラの稚魚だろうと思っていたが、帰ってから調べると目が左側(表側)に寄っているのでカワガレイであることがわかった。過去に網走湖ではサクラマスやアメマスを釣り上げたこともある。当然、この手の外道が掛かってしまうとワカサギ釣りの仕掛けは使い物にならなくなってしまう。

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網走湖のワカサギエリアは水深が浅い。2mも無いだろう。だから以前にも記したが、手返しにこだわらなければ電動リールなんて全く必要が無い。サビキも針数が7本・8本は多すぎる。5本で充分だ。針のサイズもジュンサイ沼やポロト湖では0.8号や1号を推奨しているが網走湖は2.5号、3号でも全く問題が無い。老眼故、針が大きいと餌のサシも付けやすい。サシも半分に切るなんていう小細工は全く必要が無い。半分に切らなくても全く釣果に影響はない・・と思う。

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本日は阿寒湖温泉泊りの予定であったので13時には切り上げた。それでも2人で800匹くらいは釣れたただろう。義理の母やその友人たちが私たちの釣果を大いに期待していたようだから、その任務を無事果たせて良かった。氷上ワカサギ釣りの聖地、網走湖のポテンシャルを満喫できた2日間であった。

【阿寒湖温泉】

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冷えた体に温泉は気持ち良かった。つい先日まで氷が薄くで開業を見合わせていた阿寒湖のワカサギ釣り場は、この時点で20日オープンが決まったようだ。網走湖の釣りは今季はこれで終了である。機会があれば、我が家から一番近い白老のポロト湖の釣りにも1,2回は訪れてみたい。

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