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January 26, 2024

網走湖DAY1~氷上のワカサギ釣り~

◯画像をクリックすると大きくなります。
◯釣行日 2024年1月中旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/rOTvE5kOPFY

2年ぶりに妻と網走湖へ訪れた。昨年は網走流氷砕氷船オーロラ号への乗船も視野に入れていたので3月に計画したのだが、網走湖のワカサギが極めて不漁で、2月12日にクローズしてしまったのである。オーロラ号は既に予約を入れていたので遠征計画はそのままにして、急遽ワカサギ釣りは阿寒湖へ変更したのである。しかし、入院中の義父の容体が芳しくないとの連絡を現地でもらい、予定を繰り上げ阿寒湖の釣りはキャンセルして帰路に就いた。そんなこともあり、今年の網走湖遠征は楽しみにしていたのである。妻もワカサギ釣りだけは付き合ってくれる。

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網走湖の水深は深くても2mくらいなので、手返しにこだわらなければ電動リールは必要ない。道南で使用するワカサギの針は0.8号から1.0号。大きくても1.5号なのだけど、先発の師匠たちが網走湖で釣れていたワカサギ、今年は型が大きそうなので急遽購入準備した。

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ちょうど1週間前から娘と孫が里帰りしており、出発当日娘と孫を札幌に送り届け、そのまま網走まで走ることにした。厳寒期の遠征となるので、悪天候や雪道などの危険な道路状況も考慮に入れ、ゆとりのある日程を組んだ。初日と最終日は移動日。中2日にワカサギ釣りをしようと計画を立てた。網走で2泊、3泊目は阿寒湖で温泉に浸かって翌日ゆっくり帰ろうと妻と話していたのである。それでも我が家から札幌経由なら高速道路を使える所を全て使っても網走まで7時間半掛かった。天気が穏やかであったのが幸いであった。

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釣り初日は朝方は天気も良く、風弱く比較的穏やかな日であった。テントは持参していたが、午後から天候が急変して暴風雪になるとの予報であったので、撤収時に片付けが大変になると考えレンタルテントを借りた。DODの2人用テントが2000円。コールマンの3人用テントが3000円である。2人なのでDODのテントを借りる。穴あけも1個350円、有料で開けてもらえるのだが、せっかくドリルを持参したので自分で開けることにした。網走市内のホテルを出発し現着は8時半ごろであった。タックルの準備をして仕掛けを投入すると即座に竿先に反応がある。それからダブル、トリプルも交えてワカサギからの反応が続く。網走湖の凄いところはこの状況が、朝マヅメ、夕マヅメを問わず、終日続くのである。トイレに行く時には放置。仕掛けを投入するとすぐに反応があるので、それに対応しようとすると一休みする暇さえ無い。これがワカサギ釣りの聖地、網走湖のポテンシャルである。

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今年の網走湖の解禁は1月5日。先発の師匠たちから好調であるとの情報をいただいていたが、情報通りの釣果で大きめのバケツにワカサギが順調に溜まっていく。

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事務所前のトイレ。4基設置されており、全て洋式、水洗。女性専用トイレもある。

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初日の釣果。Sサイズではあるがフリーザーパックにぎっしり詰めて3袋あった。家に帰って1袋分を数えてみると350匹入っていたから、ワカサギのサイズが大小さまざまで正確ではないが、2人で1000匹は超えていたと思う。

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予報通り昼頃から風が強くなり15時には突然の急変、強烈なブリザードとなった。管理事務所からも撤収を促すアナウンスが入る。レンタルテントにしたのは正解であったようだ。テント持ち込み組は、テントの片付け時にいろいろなものが風で飛ばされ、回収するのが大変そうであった。ホテルに戻って網走川が見える窓からの景色を見ると強烈に吹雪いていた。

【網走の夜】

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今回も網走ビール館を訪れたが、リーズナブルだし、肉は厚いし旨いしで、十分に満足することができた。しかし天候が最悪である。ホテルからビール館まで歩いて200mも無いのだが、風がアゲインストだと真っすぐに歩けないし顔も上げられらなかった。まあ、日中に釣りができただけでも幸いである。ちょっとタイミングがずれたら大変であったことだろう。

翌日に続く。

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January 13, 2024

厳寒期の日本海 海アメ・海サクラ釣行 NO2~サクラマス見参~

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◯釣行日 2023年12月下旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/ghLCgPk0ZWU
 
今年もあと数日で終わりというタイミングに瀬棚のサーフを1泊2日で訪れた。初日、午後から波が落ちるとの予報であったので、朝ゆっくりと自宅を出発、現着は9時半頃であった。まだサーフではロッドを振れる状況では無かったので、風車裏に入る。相変わらず釣り人は一人もいなかった。足跡はあったので早朝にはここに訪れた釣り人が居たのかもしれない。天候は曇り。風はほとんど無かった。サーフを右に行ったり左に行ったり、昼食後も粘り強くキャストを続けたが、一日を通して舐めるようなアタリが1回。突堤のテトラに上がってロッドを振ったり、外海に出て離岸流を探ったりしたが、この日アメマスの姿を見ることができなかった。

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翌日、宿の朝食後に左岸サーフに向かう。現着8時頃であった。先着の釣り人は見渡す限り5人くらい。今日は凪予報であったので激込みを予想していたが、駐車帯に車が3台しか停まっていなかった。早速タックルの準備をしてサーフに降りた。駐車帯近くでロッドを振っている釣り人に情報をお聞きする。隣の友人が、アメマス2本にホッケ1本を釣り上げたそうだ。とりあえずアメマスは釣れるという情報をいただいたので、この辺りでキャストを始めることにした。

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このサーフの狙い眼としてはまわりよりも波が立っていない所を探す。そのエリアは深いはずだ。今日は右から左に潮が流れているようだ。しばらくして待望のアタリ。3秒でバラしてしまったが、おそらくはアメマスであろう。少し右側に移動したところで波打ち際でまたヒット。これも合わせが決まらず、バイト直後にバラしてしまう。さらに右側に移動したところでキャストを続ける。着水後数巻きしたところでジグミノーを軽くジャーク、その後にストップでフォールを掛けるとひったくるようなアタリがあった。やっと合わせも決まってランディング。なんと!サクラマスであった。あまり大きくはないが体腔がある。子ザクラではなかったが、大きくもないのでリリースしようかどうか迷ったが、波打ち際で暴れたため鱗が大分剥がれている。これではリリースしても助からないだろう。キープすることに決めた。家に帰って計測してみると42cmであった。

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サクラマスのヒットルアー。DUOのブレスベイトカムイ28g。ジグミノーである。

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河口の方でロッドを振っていたアングラーがこちら側に移動してきて私に声を掛けてくれた。しばし情報交換。私のYouTubeも見ていて下っさったようで感謝である。その方、その後62cmのコンディションの良いアメマスを釣り上げた。お見事でした。撮影や動画等へのup許可はいただいている。

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結局午前中、サクラマス1本にアメマスは3バラシ。アメマスの型を見ていない。なんとかアメマスの顔が見たくて、午後からもキャストを続ける。相変わらずショートバイトのバラシが何本か続いた後に待望のヒット!。ランディング直後にフックが外れてそのまま海にお帰りになったアメマスは30cmくらいであった。その後、ズシンッという重いアタリ。45cmのアメマスであった。やっと海アメらしいのが釣れて嬉しかった。

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アメマスのヒットルアー。Northern Lights マスケグ28g。スプーンである。

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夕刻が近づいた頃から、今まで南東方向からの緩やかな風であったのに急に西風となり強く吹き付けてきた。波も高くなってきたので潔く釣りを諦め帰路に就くことを決めた。今回の釣行はバラシが多かった・・。

≪追記≫
新年を迎えお正月に凪の日に照準を当て、一度だけアタックしたが見事に玉砕。それ以降は成人の日の祝日絡みの3連休も含めて、連日大シケ続きで現在に至っている。1週間に波が落ちる日は1日くらいしかない。その1日目掛けて日本海まで走るのは無理がある。今後、別予定もあって今月後半まで一休みとなるが、厳寒期の日本海海アメ・海サクラ釣行はまだまだ続く・・。さらに大型のアメマスやサクラマスに期待したい。

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January 06, 2024

初冬の北海道 道南平野河川ファイナル ~遡上アメマスを狙って~

◯画像をクリックすると大きくなります。
◯釣行日 2023年11月下旬
◯YOUTUBE動画リンク  https://youtu.be/Hz-Z6ptpeF4

昨年、義父が他界したので新年のご挨拶控えておりました。遅ればせながら今年もよろしくお願いいたします。
          
11月下旬、真冬日が続いていた。道南平野河川のファイナル釣行を目論んでいたが、道東遠征の日程とも被り、なかなか出掛けるタイミングを逃していた。終日氷点下の淡水の釣りは、ガイドやラインが凍っていろいろと大変である。そんな折、朝方は氷点下であるが日中プラス気温になる日があり、この日に狙いを定めて私のホームである道南平野河川を訪れることにしたのである。狙いはもちろん遡上アメマスだ。

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今年のホーム河川は泣かず飛ばずで、思惑通りの釣りができる日が少なかった。例年よりも釣行回数が少なかったせいもあるが、その日によって著しく釣果が違うと感じた。やっぱりアキアジの遡上数が極端に少なかったことが原因でもあるような気がする。アメマスの定位している場所が散らばってしまっている感じである。同じポイントでもその日によって釣れたり釣れなかったりすることが多かった。

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この日は過日降った雪が暖気で融け、雪シロとなって川に流れ込んだためか、平水時に比べると水量が多く、濁りもあった。昨年までは平水時でもアメマスの反応が多く得られたが、今年の釣行では水位が下がり水色がクリアになると、アメマスたちの姿が全く見えなくなってしまうのである。釣り人の数も多かったことも影響していたのかもしれない。何度もポイントを叩かれているうちにスレが進んで、ルアーやフライに反応しない日が多くあった。本日は増水と濁りのせいで少しはアメマスの活性が上がったようだ。釣れたポイントは限られてはいたが、群れに出くわすと果敢にエッグフライを追ってくれた。マーカーに出たのが数本。マーカーは直径1cm以上あるので、エッグの大きさには関係が無いようだ。

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しばらく下がっていくと、またヒグマの足跡に出くわす。前回見た時のものより大きいと感じた。まだ冬籠りをしていないようだ。進行方向が下流であったため、ここで強制終了となる。とりあえず淡水ファイナル釣行で型が見られて良かった。

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上の橋まで戻って脱溪したが、上がり際にペットボトルや紙パック飲料のゴミが散乱していた。おそらく釣り人であろう。4つあったので4人で入渓したということか。回収したが、ここでゴミの放置を見たのは初めてであったので正直驚いた。絶対に止めてほしい行為である。このフィールドは私有地である所も多いので、こんなことをしたら川までアプローチできる道を閉鎖されてしまうだろう。

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