初冬の北海道 阿寒湖釣行ファイナル
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◯釣行日 2023年11月下旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/_MAfVQjfsb8
昨年同様、十勝川の本流釣行とセットで今年最後の道東遠征の予定を組んだ。最近十勝川は私との相性は悪いらしい。昨年は何とか釣りをさせてもらえたが、今回は一昨年同様、増水濁りでロッドさえも振らせてもらえなかった。阿寒湖に向かう途中と阿寒湖からの帰路に立ち寄る計画を立てたのだが、十勝川は数多くの支流を有する大河のため、3日くらいでは平水近くに戻ることは無かったようだ。3泊4日の釣行予定を組んだが、結局釣りができたのは阿寒湖の1日だけであった。
道東遠征3日目、阿寒湖からの帰路に覗いた十勝川本流の様子である。天気は良いのに増水と濁りが激しく釣りができる状況ではない。もう雨が止んでから5日以上経っているというのに、あまり水が引かない。右岸側の導水路ポイントに入ったのだが、昨年は導水路の合流点を渡って、この下流側で数本のアメマスの型が見られた。今年は導水路のかなり上流側にまわらないと川を渡ることさえできない。最初で最後の十勝川本流の釣りであったのにロッドさえ振ることができなくて残念であった。
道東遠征2日目。禁漁まで後数日という頃合いに、阿寒湖のヤイタイ崎に渡った。今回はタイミング悪くてご一緒できなかったが、師匠が1週間前に訪れていてその時の情報を教えていただいた。フィッシングランドのスタッフにも情報をお聞きしたが、アメマスもニジマスも深場に潜ってしまい釣れないとおっしゃる。1週間前に師匠が来てそれなりに型を見たことを告げると、それは前日にフライマンが大量のワカサギをチャミングしたため、たまたまトラウトが岸寄りしたせいであるとおっしゃる。と言われても他に行く所も無いので予定通り渡してもらうことにした。
ヤイタイ島には神社があり、道内でも強力なパワースポットの一つであるそうだ。ここに上祀られているのは、「白龍神王」の祠とのこと。私が釣りをしている最中にも女性が一人、船をチャーターして訪れていた。私も上陸後早速、安全祈願のお参りをさせてもらい厳かな気持ちで(笑)、湖に足を踏み入れた。
この禁漁間際の時期は、川で産卵を終えたアメマスたちが越冬のため、湖に順次戻って来て越冬準備に入るタイミングである。いわゆる産卵後の荒食いの状況で活性は高いはずだ。また、産卵時期は異なるが、ニジマスからのバイトも多くなる時期でもある。一昨年も運良くランディングすることができたが、いわゆるランカークラスと呼ばれるシルバーメタリックのコンディションの良い50upのニジマスも期待できるのである。今回私はニジマスは釣れなかった。
師匠の情報では、ヤイタイ崎側の深場にはアメマスは居ない。雌阿寒岳に向かってキャストするのが良いとことであった。キャストを始めて数投でアメマスからのコンタクトがあった。ピックアップ寸前のバイトで可愛いアメマスであったが、とりあえずボーズは回避。その後、ショートバイトのバラシが多かったが、反応は悪くはなかったと思う。比較的浅いエリアなので油断していると根掛かりをしてしまう。沖ではゆっくり、手前では早めにとリトリーブスピードを変え、根掛かりを回避した。川から降りたばかりのアメマスは全体的に体色が黒く、痩せている個体が多かったように思う。逆に湖に戻ってから時間が経過している50クラスのアメマスはコンディションも良かった。
最初はスプーンを使っていたが、今回はワカサギカラーのジグへの反応が良かったようだ。10g前後のジグをフルキャスト後、根掛かりをしない程度にジャーク&フォールを掛けながら、ボトムを意識してなるべくゆっくり巻く。この釣り方は海アメの釣り方に近い。ジャークでストップを掛け、フォールさせた時にバイトしてくるパターンが多かったようだ。
この日は朝方は氷点下であったが、お昼の時点で3度くらいまで気温が上がる。朝から終日西風が強烈に吹き荒れていた。アメマスの釣りについてはまずまず満足できるものであったと思う。やはり十勝川で一度もロッドを振れなかったのが残念だ。阿寒湖についてはまた、来年の解禁明けを楽しみにしたい。
今年も相変わらず、自己満足の極みと自覚している当YOUTUBE・BLOG・インスタではございますが、たくさんの方々に訪問していただき、心より感謝申し上げます。これからも健康で元気に釣りに行きたいものです。来年もよろしくお願いいたします。ご家族揃って良いお年をお迎えください。





































































































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