白老沖ライセンス海域~オフショアのサクラマス~
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◯釣行日 2022年2月中旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/anXUK6LJFXk
札幌の友人からのお誘いで2回目のオフショアのサクラマス釣りにアタックしてきた。前回はなんとかサクラマスを1本ゲットできたが、電動リールの不具合で中盤以降全く釣りにならなかったので、その時のリベンジの目的もあったのである。
朝5時に白老漁港集合。出港は5時半である。3連休真ん中の土曜日ということもあってか、港に駐車している車のナンバーを見ると札幌・室蘭が多かったが、道内各地からも集まってきているようで、多くのサクラマスフリークたちで賑わっていた。
朝の気温マイナス10度。漁船でサクラマスのライセンス海域へ移動するのだが、本日は強烈に寒かった。前回よりも寒く感じた。漁船にはもちろん暖房が効いたキャビンもあるのだけど、やっぱりこのコロナ禍の情勢の中では、中に入る気持ちにはなれなかった。
1時間ほどでフィールドに到着。船頭の合図で早速仕掛けを落とす。1月に来た時、サクラマスは比較的表層の20mから30mラインを回遊しているということで、バケ仕掛けを深みには落とさず、浅い所を重点的に探っていた。そのため私は、スケソウはそんなに多くは掛からなかった。とは言っても前回は8時半以降釣りをしていないし、他の人の釣果も全部確認できたわけではないので正確なところはわからない。今回は、サクラマスの回遊棚がボトム付近に変わるとのことなので、幅広く仕掛けを落として少しずつ巻き上げたり、下げたりしながらのサクラマスのアタリを待つことにした。ある層まで達すると、おびただしい数のスケソウダラが定位しているようだ。そのためサビキ状になっているマス毛バリ全てにスケソウが付くほどの猛攻を受けることになる。スケソウもいろいろな料理法があって美味しい魚であるのだが、釣り過ぎても食べきれない。小さいのは放し、大きいのだけキープしたが、それでも20本越えとなった時点でそれ以降は全てリリースすることにしたのである。
隣の釣り人がサクラマスとマダラを釣り上げた。棚をお聞きするとべた底であるというので、私も底付近を重点的に狙うことにした。深い所で120m近くある。
待望の1本目。そして2本目。測らなかったが50cm以上はあるだろう。コンディションの良いサクラマスが毛バリを咥えてくれた。サクラマスが掛かるとゴンゴンゴンッと特有の引きがあるので、それとわかる。スケソウの引きとは明らかに違うのである。
べた底作戦は功を奏したようだ。べた底から20mくらいまで上げてはまた底に落としてロッドをしゃくる。20m以上上げてしまうとまたスケソウの猛攻に会うのである。
べた底付近ではサクラマスの他、マダラ、ホッケが毛バリに喰いついてくる。ホッケを掛けてリリースしようとすると船頭が「太平洋のホッケは旨いから持って帰れ!」とおっしゃる。そうすることにした。
最後はサクラマスのダブルで締めくくることができた。結局この日5本のサクラマスをランドできた。
年が変わってからこのサクラマスを狙って、日本海でロッドを振り続けているがなかなか釣れてくれない。ショアからでダメならオフショアから狙ってやろうという思いが達成できて良かった。このオフショアの釣り、ジギングでサクラマスを狙うアングラーが若者を中心に増えてきているそうだ。游漁船にはバケ振り、ジギング、しゃくりなど様々な釣り方をするアングラーが混在している。傍から見ているとジギングの釣りも面白そうだ。道具持っていないけど・・。130g以上のジグを使って長時間ロッドを振り続ける体力が、今の私にあるのだろうか・・(笑)

















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