山籠もり生活
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◯活動日 2021.5月上旬・中旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/xZGv73lBaDg
3月末から始まった北海道の山菜行脚、山籠もり生活も行者ニンニクに始まり、4月は山ワサビ、アズキ菜(ユキザサ)、5月はコシアブラ、ウド、ワラビ、フキ、タケノコ(ネマガリダケ)と峠は越えたようだ。もちろん、地域差や標高、日当たりなどによって採れる時期に違いはあるので、これからの時期6月に入っても、ウド、タケノコ、ワラビなどは採れるだろう。私が1年のうちで最も好きな季節「新緑」の時期である。後、何回行けるかな?
下でもエントリーしたコシアブラである。今年は5月上旬と中旬、妻同伴で2回採りに行った。最初に行った時は、まだ小さくて早かったね。しかし、本州の友人からは、出たばかりの筆のような形をしたコシアブラこそが1級品であると教えてもらった。通常売りに出ているものは、蔓が伸びたものが多いそうだが、こちらの方が見栄えの良いからであるそうな・・。私は少し大きくなったものの方が美味しいと思うけど、これは個人の嗜好だろうなあ。
この山菜は本州の方では「山菜の女王」と呼ばれているほど、人気な山菜であるらしい。けれども北海道ではあまりポピュラーではなく知らない人も多いようだ。タラの芽よりも苦みがあり、ワイルドな味ではあるけれど、食べ慣れると春の到来を感じさせてくれる美味しい山菜である。ただ、このコシアブラ・・北海道ではどこにでも見かけることができる山菜ではないと思う。苫小牧界隈でも採っている動画を拝見したが、私はニセコの山で単体で生えているのを見たくらいで、他で見かけたことは無い。
コシアブラの食べ方は、すぐ食べるのであれば、天婦羅・お浸し・コシアブラご飯かな。保存するのならコシアブラ味噌。コシアブラ味噌は冷凍できる。飽きるので小分けにした方が良いと思う。我が家ではこの方法である。冷凍しても風味は落ちず、1年間くらいは大丈夫(我が家で実証済み)。生のままでも濡れた新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れておけば1週間以上持つようだ。
タラの芽。コシアブラの2回目に新しい群落を見つけたけど、既に化けていましたね。遅かった・・。
ウド
ワラビ
ウドは酢味噌和えや天婦羅、ワラビはタタキ(三杯酢)や煮物、みそ汁が美味しいね。重曹を使ったアク抜きは面倒だけど。ワラビもウドも比較的ロングランで採取できる山菜だ。
毎年遭難騒ぎの原因となるネマガリタケ。タケノコが採れそうなエリアには必ず遭難注意の看板が立っている。確かに美味しいけれど、無理は禁物だね。こいつを採る時には下ばっかり見ながら移動するので、一尾根超えてしまうと背丈が高い笹薮に周囲を覆われて、自分がどこにいるのかわからなくなってしまう。GPSを持ち歩くのが一番安全だけど、マーキングや音が出るものを入り口に置いておくなど対策は必要だ。ヒグマの活動エリアと被っている場合も多いから、鳴り物を持参するなど十分な注意が必要だね。
ビールのつまみに最高!
山岳渓流を釣り歩いていると、最高級の蕗の群落を目にすることはよくあるよね。採って帰りたいけど、重いので車までの距離を考えると躊躇してしまう。川岸に生えている、鉈でスパッと切るとジャッと水が噴き出す蕗は最高だね。
余談であるけれど、山菜採りではマダニや茶ドクガには注意してほしい。特にダニは笹薮に多い。私もどこで噛まれたのかはわからないけれど、昨年はダニに咬まれた。毎日お風呂に入っていたし、防虫剤もディート入りの強力なのを付けていたのに・・。ライム病なんて言う恐ろしい感染症を引き起こすこともあるようだから、みなさんも十分気をつけましょう。
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