2021年5月 解禁明け阿寒湖釣行
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◯釣行日 2021年5月9日~12日
(釣りをしたのは10日と11日の2日間)
◯YOUYUBE動画リンク アメマス編 https://youtu.be/uHLrQi76Pz4?t=21
ニジマス・サクラマス編 https://youtu.be/4axSt-I9p0o
【5月10日(月)】
前々日は道南リザーバーの釣り、前日は道南の友人たちの案内でネマガリタケ採りであった。一息入れたいところではあったが、阿寒湖釣行の予定が先であり、宿等予約を入れていたので、9日は移動日として日中に阿寒湖へ向け車を走らせた。今回は阿寒湖の釣りではなじみの宿「東邦館」に3泊の予約を入れていた。翌日10日5時に湖畔のフィッシングランドに向かう。渡船で北岸に渡るつもりでいたのである。スタッフに状況をお聞きすると、平日なのでどのエリアも釣り人は入っていないとのことであった。阿寒湖は前日までの釣果情報は当てにならない。とりあえず「ヤイタイ崎」のポイントへ渡してもらうことにした。
「ヤイタイ崎」は「恩根内崎」などの他の岬同様、湖岸から狭いエリアではあるが馬の背になっており、そこだけ浅いので30mくらい沖へ進むことができる。これ以上先へ進むことができない所まで立ち込むと前と左右全てかけ上がりになっていて、阿寒湖のトラウトたちの回遊ルートになっているようだ。おそらくベイトのワカサギも集まりやすい地形なのだろう。
正面にヤイタイ島が鎮座しており、左側には雄阿寒岳の雄姿が見える。早速キャストを開始する。時折ライズも見られ、ライズがあった方にキャストを繰り返す。しかし、朝のうち反応はあるがショートバイトが多く、なかなかフッキングさせることができない時間が続いた。そうこうしているうちに、やっと一本・・。
ライズはあってもアメマスたちはボトム付近に定位しているようだ。解禁明け、今時期の阿寒湖の定番の釣法であるが、14gのスプーンをキャストした後にカウントダウン。根掛かりに気を付けデッドスローでリトリーブ。基本的にただ巻きであるが、ストップ&ゴーの釣りでフォールで喰わせることに意識した釣りを心掛けた。
連発とまではいかないが、コンスタントに反応があり、ランドできるアメマスの数も増えていった。
ドスンッ!という強烈なアタリがあった。引き具合がアメマスのものとは違う。アメマス特有の首振りが感じられない。ランドしてみると著しく体腔のあるシルバーメタリックのニジマスであった。
続いてサクラマス。
雌阿寒岳の雄姿。
その後反応が無くなったので「ヤイタイ崎」から「恩根内崎」の間を行った来たりしながら、スプーンを打ち込む。飽きない程度に反応があり楽しめた。アメマスのアベレージは35cmから45cm、50upも釣れた。
本日ラストの釣りをするのに、夕刻「ヤイタイ崎」に戻った。
2本目のニジマス
2本目のサクラマス。
阿寒湖で数年前、イトウを釣り上げたこともあったが、アメマス以外のサクラマスやニジマスを2本以上釣り上げたのは初めてである。1本目のニジマスは、サイズ的に阿寒湖では私のレコードではないだろうか。
以前釣れた阿寒湖のイトウ。60cmくらいあったと思う。しかし、個人的に阿寒湖にイトウは必要ないと思う。
【5月11日(火)】
釣行2日目。この日は一気に気温が下がり、強烈に寒かった。朝の気温が2度。日中気温が上がるのを期待したが、全く上がらずずっと2度のままであった。時折雪がちらつく・・。
雄阿寒岳は雲の中。
そんな中、根性でロッドを振り続けた(笑)。ヤイタイ崎に一人釣り人が居たが、午前中で姿が消えた。
奇麗な金色アメマスだ。
昼食に持参した温かいカップラーメンで冷えた体を温める。
最後に3本目のニジマスで有終の美を飾る。いやはや、本当に寒く凍えた阿寒湖釣行であった。
12日の帰還日。昨日の悪天候と強烈な寒さはいったいなんであったのかと思われるくらい、暖かくて良い天気であった。まあ、ニジマス・サクラマスは想定外ではあったけれどとりあえず満足できた釣行となって良かった・・。
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