極東湿原河川~遡上アメマスを狙って~ DAY1
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◯釣行日 2023年9月中旬
◯YOUTUBE動画リンク https://youtu.be/a-itp1FlMTw
*来週は釣りが目的では無いのですが、出先となるため、お休みします。
今年は全道的に暑いが続いていた。9月に入っても気温が高い日が続いていたが、半ばを過ぎ各種SNSで道東・極東域の遡上アメマスの便りが聞こえてくるようになった。以前からの計画通り、師匠とともに3日間の予定で根室管内の湿原河川を彷徨してきた。滞在期間中、天気予報はあまり良いものではなかったが、雨で増水し川が濁って釣りにならなかったら、OSO18も捕獲されたことだし濁りに強い別寒辺牛川の上流域でも探ってみようと話していた。まあ茶内原野を徘徊しているヒグマはOSO18だけではないのだけど・・。
初日、虹別オートキャンプ場の朝の気温は20℃を超えていた。非常に蒸し暑い。日中は27℃まで気温が上がる予報だ。道東の内陸部で今時期のこんなに気温が高いというのはやはり異常に感じる。
橋から入渓したのでしばらくは反応が薄かったが、徐々にここぞというポイントでアメマスからのコンタクトが得られるようになった。サクラマスがペアリングして産卵床を掘っている姿が散見された。産卵床を踏まないように注意し、師匠と交代でポイントを探りながら釣り下って行った。かなりの数のサクラマスを見た。こんなにサクラマスが多いのに、ヤマメがあまり釣れないのが不思議だ。今回の釣行でも3日間通して新子ヤマメ1匹であった。
アメマスはサクラマスの後方に付いていることが多かった。ただそのアメマスは中小型が多い。大型のアメマスは単独で倒木下などの大場所に身を潜めていたようだ。薄っすらと婚姻色が体側に出ていて、すでにスボーニングの体制に入っている個体も多かった。居てもなかなかルアーを追わない。また喰ってきてもショートバイトが多かったような気がする。必然的にバラシも多かった。私が何度もミノーを流し、チェイスはあるがなかなかフッキングできなかったポイントで、師匠に交代すると一発でバイトして来た。悔しかったが、リトリーブテクニックの差なのだろうね。
釣り人の足跡があった。昨日のものと思われた。おそらく2人組で足跡の方向からupの釣りである。湿原河川の釣りはupの釣りとdownの釣りでは、ポイントの狙い方やリトリーブの仕方が異なるので、必然的にどちらであっても竿抜けができる。その竿抜けを狙って丹念にミノーを打ち込んでいった。
私もなんとか50upに巡り会うことができた。師匠はコンスタントに良型を釣り上げている。
今回はアメマスの定位している流域とそうでない流域がはっきりしていたように思う。倒木下やボサ下、バンク下など同じようなポイントなのに反応あったり無かったりする。それでも師匠ともども満足のいく釣行となった。
DAY2・3へと続く
虹別オートキャンプのコテージは9月以降半額となる。トイレはもちろん、シャワーや電子レンジがあるのはありがたかった。師匠とバーベキューをしながら翌日の釣行の作戦会議だ。
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